AGAは完治しない?一生治療を続けないといけないって本当?

AGAは完治しない

結論からいうと、現代医学では残念ながらAGAを完治することは出来ません。

AGAに悩む男性にとっては「完治」は永遠のテーマといっても過言ではないはずです。
ただし、完治しないからといって、一生治療を続けなければいけないということではありません。

このページではAGAの治療期間や治療のやめるタイミング、減薬して髪を維持していく方法などについて紹介していきます。

目次

  1. AGAの治療期間はいつまで?
  2. AGA治療をやめたらどうなる?
  3. AGA治療をやめるタイミングは?
  4. 治療をやめるのではなく経過を確認しながら減薬を
  5. AGA治療をやめる前に見直しておきたいこと
  6. AGA治療をやめても再開すれば改善できる?
  7. AGA治療は開始から終了まで医師と一緒に!

AGAの治療期間はいつまで?

ざっくりとした答えになりますが、AGAの治療期間は人それぞれとなります。
これは治療のゴールをどこに置くかが異なるためです。

なお、AGA治療開始後に効果を実感できるまでにかかる期間は一般的に以下の通りといわれています。

  • 早い人:3カ月
  • 通常:6ヶ月

進行状況や体質により、効果を実感できるまでの期間は個人差があります。

効果が確認できれば治療を継続し、どこまで続けるかは自分自身の判断となることを理解しておきましょう。

AGAは一生完治しない…その理由は?

冒頭の繰り返しとなりますが、現代医学ではAGAを完治することは出来ません。
というのも、現代医学では抜け毛や薄毛の発生メカニズム自体を根本から治すことは出来ないからです。

現在行われているAGA治療は、原因をその都度ブロックして乱れたヘアサイクルを正常に戻すように働きかけることでAGAを改善していきます。
つまり、治療を続けなくてはAGAの原因をブロックし続けることが出来ないのです。
その証拠に髪が生え揃っても治療を中止すれば、また元の薄毛状態に戻っていきます。

このことから、AGA治療をどこまで続けるかゴールを決めることが大切であるといえます。
また、現在のAGA治療は、一時的に薄毛を改善させることのできる対症療法であることを覚えておきましょう。

対症療法とは?

対症療法とは、病気の原因を取り除くのではなく、あらわれた症状を抑えたり、ゆるめたりする治療です。

代表的な例を挙げると痛みに対して用いられる鎮痛剤です。
例えば、虫歯で歯が痛んだ際に「鎮痛剤」を服用することで、痛みが一時的に緩和します。
しかし、痛みの原因である虫歯を治療しない限り、痛みは改善されません。

AGA治療も治療薬により、脱毛や薄毛の進行を抑えることは可能です。
しかし、根本の原因を改善することができないため、対症療法の1つとして考えられています。

それでは、AGA治療をやめるとどうなるのか、次項で詳しく確認してみましょう。

AGA治療をやめたらどうなる?

AGA治療をやめたらどうなる

AGA治療をやめるとAGAを抑制していた効果は失われ、ふたたびAGAは進行を開始します。
そして、最終的には治療前の状態に戻ってしまいます。
治療をしなければ進行は止まらないことから、最悪の場合、元の状態よりも悪化してしまう可能性があることを理解しておきましょう。

これが「AGA治療 = 一生」と思われてしまう理由の1つです。

なお、治療をやめてすぐに元の状態に戻るわけではありません。
治療前と同じように時間をかけて徐々に進行していきます。

いきなり治療をやめるとリバウンドするって本当?

AGA治療はいきなり治療をやめると、急激なスピードでリバウンドを起こすという噂があります。
俗に"リバウンド脱毛"と呼ばれているようですが、こうしたことは起こりません。

そもそもAGAの特徴として、進行スピードは緩やかなことがあげられます。
AGAは7段階の進行度があります。
個人差はありますが、進行スピードは1段階症状が進行するのに3〜5年かかるため、急激に進行することは基本的にはありません。

また、いきなりの服用中止に関してリスクがあれば、治療薬の添付文書にも記載されているはずです。
ただ、そういった報告はどのAGA治療薬にもないため、根拠が伴わない噂として考えた方がいいでしょう。

AGAについて詳しく確認する

AGA治療をやめるタイミングは?

AGA治療をやめるタイミング

AGA治療をやめるタイミングを決めるのは、基本的には自分自身の判断となります。
ここでは、AGA治療をやめるケースについて紹介していきます。

  • 薄毛が気にならない年齢になった場合
  • 健康状態に不安が生じた場合
  • 経済的に治療が困難な場合
  • 半年以上経過しても効果があらわれない場合

これらのケースを、AGA治療のゴールを決める上での参考にしてみてください。
それでは詳しく確認していきましょう。

薄毛が気にならない年齢になった場合

人それぞれですが、薄毛が気にならない年齢になった際にAGA治療をやめるケースがあります。
なぜなら、年齢を重ねるごとに周囲の環境も自分の髪の毛に対しての考え方も変わってくるからです。

なお、「子供が卒業するまで」と決めている方もいます。

このようにライフスタイルに合わせて考えてみると、やめるタイミングを決めやすくなるのではないでしょうか。

健康状態に不安が生じた場合

健康状態に不安が生じた際は、不本意かもしれませんがAGA治療を中止しなくてはいけない可能性があります。

AGA治療薬は、用法・用量を守ることで副作用の発現率を抑えることに繋がります。
しかし薬である以上、副作用のリスクはゼロではありません。
そのため、体に合わずに副作用が起きてしまう可能性や、治療中に健康上の問題が生じてしまう可能性があります。

AGA治療の効果よりも副作用のリスクが高いと判断された場合は治療継続が困難となってしまうことを理解しておきましょう。

経済的に治療が困難な場合

経済的な理由から、AGA治療を続けられないというのは珍しい話ではありません。
というのも保険の利かない自由診療となることから、治療内容によっては毎月の治療費が大きな負担となることもあるからです。

AGAは命に関わる疾患ではありません。
無理に治療を続ける必要はないことから、経済的な理由もAGA治療のやめるタイミングといえるでしょう。

ただし、以下の方法で治療費を抑えることが可能です。

  • ジェネリック医薬品の使用
  • クリニックの費用を比較

現在、治療費の負担が大きいと感じている場合は、これらの方法を試してみてください。

半年以上経過しても効果があらわれない場合

半年以上治療を続けても効果が現れない場合には、次のような可能性があります。

  • ノンレスポンダー
  • AGAではない脱毛症の可能性

ノンレスポンダーとは「薬が効かない人」を意味します。
決して多くはありませんが、中には治療薬が効かないというケースがあることを理解しておきましょう。

また、AGA治療薬は"AGAのみ"に効果を発揮する治療薬です。
そのため、円形脱毛症や脂漏性脱毛症など他の脱毛症であれば改善することはできません

これらの問題はクリニックで治療を行っていれば、診察の段階や経過確認の際に判明します。
しかし、市販のミノキシジル外用薬などで個人的に治療を行っている場合は、自分で判断するのは困難といえるでしょう。

思うような結果が出ていない方は、しっかりと医師の診察を受け、別の治療法の検討を視野に入れましょう。

AGA治療を開始する前に自分のゴールを決めておこう!

AGA治療のゴール

AGA治療をスタートさせる前にゴール(目標)を決めておくと、そこまでは続けようというモチベーションにもつながります。
続けることが大切な治療なだけに、モチベーションが保つことは重要です。

なお、AGA治療を開始する前に専門医とゴールについて相談をしてみましょう。

基本的にゴールは、年齢やライフスタイル、健康面などを考慮して自分で決める必要があります。
ただし、専門医と事前に相談することでさまざまなアドバイスを聞くことができるため、ゴールを決める上での参考になるはずです。

治療をやめるのではなく経過を確認しながら減薬を

AGA治療を開始して一定の効果を得られた時点で減薬をすることは可能です。
AGA治療をやめてしまうとAGAは進行してしまいますが、減薬による維持療法ならAGAの進行を抑制することができます。

ここでは、プロペシアとミノキシジル内服薬を併用していた場合で考えてみましょう。

AGAの進行を抑制するプロペシアと発毛効果のあるミノキシジルの併用はAGAの定番の治療法です。
治療を継続している中で満足な発毛を実感できれば、ミノキシジル内服薬を中止してプロペシアのみで状態を維持することも可能です。

このように減薬をすることで、治療費削減にもつながります。

ただし、自己判断で減薬をすると症状を悪化させてしまう可能性があるため、事前に医師に相談することが大切です。

AGAの治療法を確認

AGA治療をやめる前に見直しておきたいこと

AGA治療をやめる前に

AGA治療をやめる前に見直しておきたいことは以下の通りです。

  • 生活習慣
  • 頭皮環境

これらを見直すことでAGA治療をやめた後でも抜け毛の進行を遅らせることに期待できます。

それでは、詳しく確認していきましょう。

生活習慣

生活習慣の見直しはAGA予防に重要な役割を果たします。

  • バランスの取れた食生活:髪のエネルギーとなる栄養補給
  • 適度な運動:代謝アップ、血行促進、ストレス解消などに効果的
  • 質の高い睡眠:成長ホルモンによって髪の発育を促す

これらを取り入れることでAGAの改善・予防効果が期待できます。
健康な髪の維持は、生活習慣が土台にあってこそです。
体の中から髪を強くするためにも意識的にインナーケアに取り組んでみましょう。

頭皮環境

頭皮環境を整えることはAGA予防・改善に効果的です。
とくに、シャンプーの正しい洗い方や頭皮マッサージは、手軽に取り入れられる頭皮環境の改善法といえます。

シャンプーの洗い方

  1. しっかりとすすぎ洗いをする
  2. 原液をそのまま付けず、手のひらで泡立ててから使う
  3. 爪は立てずに、指の腹で洗う
  4. すすぎ残しがないよう、しっかり洗い流す

AGA予防とシャンプーの関係を確認

頭皮マッサージの方法

  1. 手のひらを使って頭皮全体をほぐす
  2. 指で頭皮を押さえながら、引き上げる
  3. 指の腹を使って頭中央のツボ押し

1~3分の頭皮マッサージを毎日3回(朝・入浴時・就寝前)、6ヶ月行った際に頭皮の定常血流量があがったというデータがあります。
長期間、繰り返し行うことで頭皮の状態の変化が期待できるため、日々の生活に取り入れてみてください。

AGAの予防法を確認

AGA治療をやめても再開すれば改善できる?

再開すれば改善

AGA治療をやめて、ふたたびAGAが進行した場合でも治療を再開すればAGAは改善できます。
2回目以降だからといって効果が落ちるということもありません。

このことを覚えておくことで、AGA治療のゴールも決めやすくなるのではないでしょうか?

なお、ミノキシジルを使用した場合、ふたたび初期脱毛が起こることは覚えておきましょう。

AGA治療は開始から終了まで医師と一緒に!

AGA治療は、開始と終了まで医師と二人三脚で治療に取り組むことが大切といえるでしょう。
なぜなら、経過を見ながらバランスをとりつつ治療することが可能となるからです。

治療期間が長いからこそ、安全に治療に取り組む必要があります。
また、適切な治療を行わなければ満足な改善効果は得られません。

医師と相談しながら治療を続けることで、安全性や満足な効果が期待できます。
さらに、AGA治療を終了する前に、生活習慣や頭皮環境の改善など体質などを考慮した上でのアドバイスも受けられます。

AGAの治療期間に悩みがある場合は、まずは専門医に相談してみましょう。