AGA治療は何歳から開始できる?年齢制限があるって本当?

AGA治療の年齢制限

AGA(男性型脱毛症)は、年齢に関係なく発症する進行性の脱毛症です。
現在は、AGAに対して有効な治療法があるため適切な治療を行うことで改善効果が期待できます。
ただし、AGAクリニックでは基本的にAGA治療は20歳以上からという年齢制限が設けられています。

それでは、20歳未満ではAGAを治療することが出来ないのでしょうか?

そこで、ここではAGA治療が何歳からはじめられるのか、何歳まで受けられるのかなどAGAと年齢について詳しく紹介していきます。

目次

  1. AGAは年齢に関係なく発症する
  2. AGA治療は何歳から開始できる?
  3. 10代でAGAが発症したらどうすればいい?
  4. AGA治療は何歳まで可能?年齢の上限は?
  5. 年齢に関係なくAGAは早期治療が重要!

AGAは年齢に関係なく発症する

冒頭の繰り返しとなりますが、AGAは年齢に関係なく発症する脱毛症です。
若いから大丈夫・・・ということはありません。
そのため、いつ誰が発症してもおかしくないことを、まずは理解する必要があります。

ただし、年代によって発症率は異なります。
次項で詳しく確認してみましょう。

年齢別のAGA発症率を確認しよう

年代別のAGA発症率は以下の通りです。

  • 20~29歳:約10%
  • 30~39歳:約20%
  • 40~49歳:約30%
  • 50歳以上:40数%

年齢を重ねるごとに発症率が高くなることがわかりますが、20代でも10人に1人が発症していることがわかります。
そのため、AGAは珍しいことではなく、誰もが発症する脱毛症であることを理解しておく必要があります。

ここで、「10代ではAGAは発症しないのか」と思う方がいることでしょう。
結論からいうと、10代でもAGAは発症します

10代でもAGAは発症する

10代でもAGAを発症する可能性はあり、近年では増加傾向にあるといわれています。
そのため、高校生でAGAを発症することも珍しくはありません。

脱毛の進行も大人のAGAと一緒で、生え際を中心にM字型に髪の毛が抜けていく場合や頭頂部を中心にO字型に抜けていく場合もあります。
進行性の脱毛症のため、何もしないと薄毛部分が広がってしまうため、早めの対策を取ることが重要です。

そもそもAGAって何?

ここまで、年代別のAGAの発症率を解説してきましたが、そもそもAGAとは何かを確認しておきましょう。

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれています。
進行性の脱毛症のため、額の生え際や頭頂部のつむじ周辺から脱毛がはじまり、徐々に薄毛の範囲は広がっていきます。
最終的には前頭部から頭頂部にかけて髪の毛がない状態になってしまいますが、改善する手段がないわけではありません。
現在はAGAに対して有効性の高い治療法があるため、積極的に治療に取り組む方が増えています。

なお、AGAの治療を行う上で重要なのが早期発見・早期治療です。

AGAの初期段階で治療を開始することで、満足な改善効果が期待できるため、抜け毛が気になる場合はすぐにAGAクリニックで診察を受けることをオススメします。
しかし、AGA治療は年齢制限があることを理解しておかなくてはいけません。

次項で詳しく確認してみましょう。

AGAを詳しく確認

AGA治療は何歳から開始できる?

AGA治療は何歳から開始できる?

AGA治療を行えるのは、基本的に20歳以上からです。
そのため、多くのクリニックでは未成年者の治療を行っていません。

というのも、AGAを治療する方法として最もスタンダードなのがAGA治療薬による治療です。
AGA治療が20歳以上となっているのは、このAGA治療薬が関係しています。

未成年者がAGA治療を受けられない理由は?

未成年者がAGA治療を受けられない理由は、AGA治療薬に20歳以上からという年齢制限があるからです。

AGA治療薬

  • プロペシア(フィナステリド)
  • ザガーロ(デュタステリド)
  • ミノキシジル

これらのAGA治療薬は、未成年を対象とした日本での臨床試験は実施されていません。
これは未成年が使用した時に、健康状態や発育への影響など安全性を示すデータがないことを意味します。

とくに、プロペシアとザガーロは、男性ホルモンに影響することから、発達段階の体で服用すると生殖器の発達に影響を及ぼす可能性があるといわれています。

また、リアップなどで知られる「ミノキシジル」も安全性や有効性が確証できないため未成年者への処方はできません。
ミノキシジル外用薬は薬剤師のいる薬局やドラッグストアでも販売されていますが、未成年者は使用不可となっています。

AGA治療薬を確認

10代でAGAが発症したらどうすればいい?

10代でAGAが発症したら

10代ではAGA治療薬の使用はできませんが、改善方法がないわけではありません。
なぜなら、10代の場合、生活習慣を見直すことや正しいヘアケアを取り入れることでAGAが改善する可能性があるからです。

  • 食生活の改善
  • 質の高い睡眠
  • ストレス発散
  • 頭皮を清潔に保つ
  • 育毛剤の使用

バランスの良い食事は、髪の成長にとって不可欠です。
とくに髪に良いとされるタンパク質やミネラル(亜鉛)、ビタミン類を意識して摂るようにしましょう。

髪の毛は寝ている間に成長するため、質の高い睡眠を取ることも大切です。

ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱す原因となるため、適度な運動などを取り入れてストレス発散を心掛けましょう。

また、頭皮を清潔に保つことは頭皮環境を整える上でとても大切な要素です。
整髪料を付ける場合は、しっかりと洗い流すことを意識し、清潔な状態を維持しましょう。

なお、ミノキシジルは使用できませんが、頭皮環境を整える育毛剤は薬局やドラッグストアでも購入可能です。

10代でもAGAクリニックを受診できる場合がある

AGA治療は基本的に20歳以上からと説明しましたが、中には10代でも診察を行っているAGAクリニックもあります。

生活習慣の改善や正しいヘアケア法を取り入れても不安な場合は、やはり専門医に相談するのが1番です。

ただし、診察を受ける場合には、法定代理人同意書(親の同意書)の提出や保護者同席といった条件があります。
これらの条件はクリニックによっても異なる上、全てのクリニックで未成年者の診察を行っているわけではないため、事前に確認を取ることが重要です。

専門医に相談するメリット

専門医に相談するメリットは以下の通りです。

  • 症状に合わせた改善法を提案してもらえる
  • 脱毛症の原因を特定できる
  • 安心感につながる

AGA治療薬が使用できないなら「専門医に相談するメリットはないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、医師に相談をすることで、未成年者でも使用できるサプリや育毛剤など、症状に合わせた改善法の提案をしてもらえます。
また、脱毛症はAGAだけではないため、専門医の診察を受けて原因を特定することはとても重要です。

なお、1人で悩むことでストレスを感じてしまう場合がありますが、専門医へ相談することで、余計なストレスは無くなることでしょう。

AGA治療は何歳まで可能?年齢の上限は?

AGA治療は何歳まで?

AGA治療に、年齢の上限はありません
ただ、高齢者になってくると、年齢とともに持病を持つ割合も増え、一般的には生理機能は低下するため、副作用のリスクが高まります。

また、添付文書には、以下の注意点が記載されています。

  • プロペシア:高齢者における有効性は確立していない
  • ザガーロ:51歳以上の有効性を検討した臨床試験は実施されていない
  • ミノキシジル:一般に高齢者(65歳以上)では好ましくない症状が発現しやすくなります

このように効果や副作用に対して不安があることから、AGAを治療する場合は必ず医師の指導を受けましょう。

高齢者でも効果は実感できる?

AGA治療は、適切な治療を受けることで高齢者でも効果を実感することが可能です。
AGAの進行が軽度であればあるほど、年齢に関係なく効果を実感できるため、AGA初期段階での早期治療が重要となります。

なお、AGAがかなり進行した状態では、満足な効果は得られない可能性があることを覚えておきましょう。

年齢に関係なくAGAは早期治療が重要!

AGAは早期治療が重要

AGAは、いつ誰が発症してもおかしくない脱毛症です。
しかも、進行性のため放置しても改善することはなく、徐々に薄毛の範囲は広がっていきます。

AGAを改善するには適切な治療が必要ですが、そこで重要となるのが早期治療です。

AGAの初期段階で治療を行うことで年齢に関係なく、満足な効果を実感できる確率が高くなります
そのため、抜け毛が気になるなどの症状が出た場合はすぐに医師に相談をしましょう。
そうすることで、年齢にあった適切な治療法を提案してもらえることでしょう。