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【医師監修】プロペシア(フィナステリド)の効果。AGAの進行を抑える治療薬

プロペシア(フィナステリド)の効果。AGAの進行を抑える治療薬

プロペシアは、飲む薄毛治療薬として2005年に登場したAGAの予防薬になります。
AGAの原因となる男性ホルモンを抑制することができ、抜け毛や軟毛化といった症状を抑えることができます。
このページでは、プロペシアの詳しい効果やどのようなタイプの薄毛に効果があるのかなどを紹介しています。

記事の監修医

記事の監修医稲葉 岳也(いなばクリニック院長)

慈恵医大医学部卒業後、同大学附属病院、聖路加国際病院にて勤務。2004年にいなばクリニック院長に就任。
クリニックHP:いなばクリニック

医学博士、日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本レーザー医学会認定医、日本アレルギー学会専門医、医師+(いしぷらす)所属


プロペシアの効果

プロペシアの効果

プロペシアの効果について、添付文書には次のように記載されています。

「男性における男性型脱毛症の進行遅延」

プロペシアは男性のAGAにのみ効果があり、薄毛の進行を抑える効果が期待できる治療薬ということが記載されています。
そのため、プロペシアはAGAの予防薬として位置付けられており、AGA治療をする場合ほとんどの方に処方されています。

以下はプロペシアを服用した方の改善率をまとめたデータです。

1年

  • 改善:58%
  • 維持:40%
  • 進行:2%

3年

  • 改善:78%
  • 維持:20%
  • 進行:2%

5年

  • 改善・維持:90%
  • 進行:10%

有効成分フィナステリドについて

プロペシアの有効成分であるフィナステリドは、活性型の男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)の合成を抑制する作用があります。
その効果から、プロペシアはもともと前立腺肥大症の改善するために使用されていた治療薬です。
しかし、前立腺肥大症の試験中に「髪が増えた」「抜け毛が減った」などの報告が相次ぎ、AGAに高い有効性が認められFDA(米国食品医薬品局)からAGA治療薬として承認されました。

今では日本皮膚科学会が発表するAGA治療のガイドラインでも「A」と評価され、プロペシアはAGA治療薬において積極的に使用することが勧められています。

DHT(ジヒドロテストステロン)とは

DHTは強い男性ホルモンのことで、男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼ(5α還元酵素)が結合することで生成される男性ホルモンの一種です。

テストステロン + 5αリダクターゼ = DHT(ジヒドロテストステロ)

DHTは髪の毛の元となる毛母細胞の働きを低下させる作用があり、DHTが増加することで抜け毛や髪の毛がやせ細るといったAGA特有の症状が現れます。

プロペシアはこのDHTの生成を阻害することで、毛母細胞を正常に保ち、薄毛の進行を抑制します。

効果を実感できるまでの期間

プロペシアは即効性がある治療薬ではなく、効果を実感するまでに最低6ヵ月間の服用が推奨されています。
しかし、体質や症状の進行具合などで個人差があり、早い人では3~4ヵ月ほどで効果を実感することができます。
一般的には、1~3ヵ月目は徐々に抜け毛が減少し、4~6ヵ月目では産毛の発毛が期待できます。
6ヵ月以降になると抜け毛が治まり、髪の毛のボリュームアップなどの効果も期待できます。

プロペシアの効果が現れるまでの期間について詳しく確認

プロペシアが効果的な薄毛のタイプ

プロペシアが効果的な薄毛のタイプ

プロペシアは前頭部・頭頂部の薄毛に対して改善効果が高いAGA治療薬です。

特に日本人は頭頂部から進行しやすい傾向にあるため、プロペシアのみの治療を行っている方も多くいます。

しかし、おでこの生え際や側頭部への薄毛には効果が低いため、そのような場合はデュタステリドを使用した治療方法がお勧めです。

プロペシアはM字ハゲ、つむじハゲとちらにも効果的?

プロペシアとデュタステリドの違い

プロペシアとデュタステリドには大きな違いがあり、プロペシアが5αリダクターゼⅡ型のみに作用するのに対し、デュタステリドは5αリダクターゼⅠ型と5αリダクターゼⅡ型のどちらにも作用します。

プロペシア
⇨ Ⅱ型のみ

デュタステリド
⇨ Ⅰ型とⅡ型

デュタステリドはαリダクターゼⅠ型・Ⅱ型のどちらにも作用することから、頭全体の薄毛に効果が期待できます。

プロペシアでは改善しにくい、おでこの生え際や側頭部の薄毛の進行も防ぐことができます。

プロペシアは初期脱毛が起こらないAGA治療薬

プロペシアは初期脱毛が起こらないAGA治療薬

プロペシアは初期脱毛の起こらないAGA治療薬です。

ただし、ミノキシジルは初期脱毛を引き起こす可能性があるため、プロペシアとミノキシジルを併用している場合は初期脱毛が起きることがあります。

プロペシアのみの服用であれば初期脱毛は起こりません。

プロペシアの初期脱毛について詳しく確認

プロペシアの口コミ

プロペシアの口コミ

プロペシアを服用している方の口コミを紹介します。

  • 3ヶ月目で抜け毛が減ってきた!
  • さらなる効果を期待しています。
  • 服用6ヶ月目で明らかに髪が変化してきた。
  • 同僚からも髪増えた?と聞かれ、順調に治療効果が現れている。

プロペシアの口コミをもっと見たい方はコチラ

プロペシアの服用方法

プロペシアの服用方法

プロペシアの服用方法は以下の通りです。

  • 服用時間:いつでも可能(食前・食後どちらでも可)
  • 服用回数:1回/日
  • 服用錠数:1錠/回
  • 服用タイミング:24時間毎
  • 作用時間:約24時間

プロペシア服用のポイントとしては、24時間継続的に効果を持続させることです。
1回の服用でプロペシアは約24時間作用するため、毎日決まった時間に服用すると効果を持続することができます。
飲み忘れや服用時間が毎日異なるなど、そのような場合は効果が持続できず、期待した効果が得られない場合があります。

プロペシアの服用方法について詳しく確認

ミノキシジルと併用すると相乗効果がある

ミノキシジルと併用すると相乗効果がある

プロペシアはAGAの進行を抑制する作用がある薄毛治療薬ですが、発毛効果があるわけではありません。
そのため、多くのクリニックでは発毛効果を促進するために、プロペシアとミノキシジルを併用する治療方法がスタンダードになっています。

プロペシア
⇨ AGAの抑制

ミノキシジル
⇨ 発毛

「AGAの抑制+発毛促進」の相乗効果でプロペシアのみの治療より、さらにAGAの改善効果を高めることができます。

プロペシアとミノキシジルの併用について詳しく確認

プロペシアの副作用

プロペシアの副作用

プロペシアの主な副作用は以下の通りになります。

  • ED(勃起不全)
  • 性欲の減退
  • 射精障害
  • など

男性ホルモンに作用する治療薬であるため、副作用として男性機能が低下することがあります。
ただし、副作用が起こる確率は1%未満であるため、過度に心配しないようにしましょう。

プロペシアの副作用について詳しく確認

AGAの進行を抑えるならプロペシアが最適

AGAは進行性の脱毛症であるため、放っておくと徐々に薄毛が悪化してしまいます。
そのため、AGAの進行を抑制する効果があるプロペシアは、薄毛治療において定番の治療薬となっています。
また、ミノキシジルの併用することにより、発毛を促進するなどの相乗効果を得ることもできます。
AGAは症状が軽度であるほど改善しやすいため、抜け毛や髪の毛の異変が気になりはじめたタイミングで医師にご相談ください。

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