【相乗効果あり】ミノキシジルとプロペシアの併用|2つの作用で薄毛改善

ミノキシジルとプロペシアの併用

内服薬によるAGA治療は、ミノキシジルとプロペシアを組み合わせた処方がスタンダードです。

併用によってそれぞれの副作用のリスクが上がるという心配なく、相乗効果による効果的な改善が期待できます。

このページではミノキシジルとプロペシアの併用によって得られるメリット、併用による注意点なども詳しく解説していきます。

プロペシアを併用するとどんな効果が得られる?

ミノキシジルとプロペシアの相乗効果

まずはプロペシアとミノキシジルそれぞれの効果を確認してみましょう。

  • プロペシア
    ⇨ AGAの原因である男性ホルモンを抑え、AGAの進行を抑える
  • ミノキシジル
    ⇨ 発毛・育毛・ヘアサイクルを整える

この2つのAGA治療薬を併用することでプロペシアでAGAの進行を抑えつつ、ミノキシジルによる発毛が期待できます。

プロペシア・ミノキシジルのいずれかの治療薬だけでも改善効果はありますが、併用することで効率的な改善が可能になります。

プロペシアを服用しているがなかなか髪の毛が生えてこない。
ミノキシジルを服用しているがAGAの進行・抜け毛が止まらない。

上記のような悩みを持っている方はプロペシアとミノキシジルの併用はお勧めです。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルは頭皮への血流をスムーズにする作用があり、以下のような効果が期待できます。

  • 毛母細胞(髪になる細胞)が活発に働く
  • 成長因子の分泌を促す
  • ヘアサイクル(成長期)を延長する

これらの働きによって毛包(髪をつくる器官)が大きく育つことで、発毛効果を発揮します。

またミノキシジルは発毛だけでなく、血液によって運ばれた栄養や酸素などのエネルギーを頭皮に届けるという重要な役割もあります。

髪の毛に栄養が届きやすくなることで抜けにくい丈夫な髪へと導いてくれます。

プロペシアの効果

プロペシアには発毛効果はありませんが、AGAの原因を抑えることで薄毛を抑制する効果を発揮します。

AGAの原因を抑えることで薄毛を抑制する効果を発揮

プロペシアは5αリダクターゼ(酵素)の働きを阻害することで、テストステロンと結びつかないようにしてくれます。

5αリダクターゼが阻害されることでDHTの分泌が抑えられ、頭皮からDHTが減っていくことでAGAの進行を抑えます。

このようにミノキシジルとは作用が異なることから飲み合わせにも問題がなく、併用することで相乗効果が期待できます。

プロペシアの作用について詳しく確認する

プロペシアとの併用は多くのクリニックで行われている

ミノキシジルとプロペシアの併用は多い

ミノキシジルとプロペシアの併用は珍しいことではなく、多くのクリニックでスタンダードな治療方法として提案されています。

ミノキシジル外用薬(または内服薬) + プロペシア

ただし、治療薬の併用は良い面ばかりではなく、副作用などの注意事項も増えるので、併用を希望する際は、必ず医師に相談するようにしてください。

【AGAガイドライン:評価A】ミノキシジル・プロペシア

ミノキシジルとプロペシアは、AGAへの有効性を示す臨床試験データが豊富に存在しています。
そのため日本皮膚科学会が発表している「AGAガイドライン」でも評価が高く、

ミノキシジル:「A」
プロペシア:「A」

評価は他にもB・C1・C2・Dの全部で5段階あり、Aは"行うよう強く勧める"とされる最高評価になります。

このことからもミノキシジルとプロペシアはAGA治療において積極的に取り入れるべき治療薬と言えるでしょう。

併用すると副作用のリスクは上がる?

併用のリスク

ミノキシジルとプロペシアの併用によってそれぞれ副作用のリスクが上がるということはありません

もともとプロペシアは比較的安全性の高い治療薬で、その安全性の高さと有効性から世界60カ国以上で認められ処方されている治療薬です。

また、ミノキシジルについてもプロペシアとは作用が異なるため、互いの作用を強くすることがありません。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルは内服薬と外用薬で作用する部分が異なることから、起こりやすい副作用が異なります。

<外用薬>

  • 発疹や赤み
  • かゆみ
  • かぶれ
  • フケ
  • 使用部位の熱感

など

<内服薬>

  • 胸の痛み
  • 動悸や息切れ
  • 多毛症
  • 目の腫れ
  • むくみ

など

外用薬は頭皮に起こる皮膚症状に対して、内服薬は動脈に作用することから循環器(心臓・血管・肺)症状が現れやすくなります。

また、ミノキシジルには「初期脱毛」と呼ばれる現象が起こることもあります。
一時的に抜け毛が増えるものの、新しい髪の成長によって起こる現象のため、継続して服用するようにしましょう。

ミノキシジル内服薬の副作用を確認する

プロペシアの副作用

プロペシアは男性ホルモンを抑制する作用があります。
そのため副作用として起こるのが、「男性機能の低下」です。

  • ED(勃起不全)
  • 性欲の減退
  • 射精障害

など

男性にとっては性生活に支障が出る可能性があるだけに、服用の判断に迷うところでしょう。

ただ、こうした男性機能の低下は滅多なことでは起こりません。
むしろ「EDなるかも…」という思い込みから心因性のEDなどを起こすこともあるので、気にしすぎてしまうのは禁物です。

またプロペシアには重い副作用もあり、「肝機能障害」を起こす恐れがあります。
こちらも稀なケースですが、服用前後での肝機能のチェックが重要となります。

プロペシアで副作用が起こる確率を確認する

副作用が強く出た場合はすぐに病院へ

ミノキシジルとプロペシアは、どちらも比較的安全性の高いAGA治療薬です。
そのため、副作用をまったく感じなかったという方もいます。

ただ、

「副作用が治らない(数日続く)」 「日常生活に影響が出ている」

このように副作用の感じ方にも個人差があり、症状が強く出てしまうこともあります。

ミノキシジルやプロペシアは副作用リスクが低いとされていますが、異常を感じるようであれば使用を中止し、すぐ医師に相談するようにしてください。

自己判断での併用は絶対しない

自己判断での併用は絶対しない

ミノキシジル外用薬は重い副作用は確認されていないものの、内服薬やプロペシアには重い副作用の報告があります。

自己判断で併用してしまうと、健康状態によっては重い副作用が現れてしまうこともあります。

また、使い方を誤ればAGAを改善するどころか、症状の悪化や身体に悪影響を与えてしまう場合もあります。

AG治療薬はいずれも事前に医師の診察を受け、健康上に問題がないことを確かめた上で医師の指示に従いながら併用するようにしてください。