ミノキシジル外用薬の効果を解説!本当に効果はある?

ミノキシジル外用薬の効果

リアップなどで知られる「ミノキシジル外用薬」は本当に効果があるのでしょうか?
結論からいうと、ミノキシジル外用薬は臨床試験からAGAに対して高い有効性があることが認められています。

このページではミノキシジル外用薬の効果について臨床試験の結果をもとに詳しく解説していきます。

目次

  1. ミノキシジル外用薬の効果
  2. ミノキシジル外用薬を使いはじめる時の注意点
  3. 初めてミノキシジル外用薬を使うなら専門医に相談しよう

ミノキシジル外用薬の効果

ミノキシジル外用薬の効果は以下の通りです。

  • 発毛
  • 育毛
  • 脱毛の進行予防

ミノキシジル=発毛効果」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?
ミノキシジルは、分裂を繰り返すことで新たな髪を作り出す「毛母細胞」を活性化する作用により発毛を促します。

それだけではありません。

血管を拡張する作用により、多くの栄養を毛母細胞に届けることで育毛(髪の成長)をサポートします。
また、髪が成長する期間である成長期を延ばす作用により、脱毛の進行を予防してくれるのです。

ミノキシジルの効果を確認する

ミノキシジル外用薬のエビデンス

ミノキシジル外用薬は、臨床データから発毛効果に対して高い水準の根拠があります。
そのため、日本皮膚科学会の発表しているAGAガイドラインにおいての評価は以下の通りです。

  • 「A」・・・行うよう強く勧める

もっとも高く評価されており、ミノキシジル外用薬のAGA治療への有効性の高さが伺えます。
市販薬としても販売されていることから、AGA治療に積極的に取り入れていくことが望ましいといえるでしょう。

改善率を確認しておこう

ここでは、リアップX5プラスネオの発毛効果データをもとにミノキシジル外用薬の改善率を確認していきます。
ミノキシジル5%製剤の長期投与試験結果では、髪の変化を以下の3つにわけています。

  • 著名改善:密度の高い毛髪成長
  • 中等度改善:中等度の毛髪成長
  • 軽度改善:軽微な毛髪成長

使用して半年間の改善率と12カ月間の改善率を確認しておきましょう。

6ヶ月
  • 著名改善:2.1%
  • 中等度改善:47.9%
  • 軽度改善:41.7%
12カ月
  • 著名改善:8.7%
  • 中等度改善:67.4%
  • 軽度改善:21.7%

このように長期間の使用で改善効果が高まることに期待ができます。

効果を感じるまでには時間がかかる

発毛効果があるとは言っても、ミノキシジル外用薬を使用後にすぐに髪が生えてくることはありません。
毛穴から新しい髪が顔を出すまでのスピードまで変えることはできないため、どうしても一定の時間が必要となることを覚えておきましょう。

先ほど参考としたリアップX5プラスネオの約1年に渡っての長期投与試験からも、使用開始後4ヶ月目から効果を実感する方が増えています。
また、半年間の使用で約9割の方が効果を実感しているのがわかります。

なお、リアップX5プラスネオの使用推奨期間は最低でも4か月です。
その他のミノキシジル外用薬に関しては6ヶ月間の使用が推奨されているものが多いのですが、詳しくは使用しているミノキシジル外用薬の添付文書を確認しましょう。

ミノキシジル外用薬の使用方法

ミノキシジル外用薬の効果を得るには正しく使用することが重要です。

基本的な使用方法

  • 1日2回 1回1mlを脱毛している箇所に塗布

1日2回、塗布する必要がありますが、タイミングは朝と晩となります。
頭皮の汚れが薬剤の吸収の妨げにならないようにするためにも、朝・晩のいずれかで洗髪を行い、清潔な状態にしてから使用するようにしましょう。

なお、ミノキシジル外用薬は髪に塗布しても、効果は期待されません。
頭皮に直接塗布することで効果を発揮することから、使用前に分け目をつくるなど脱毛している頭皮にしっかり塗布するようにしましょう。

ミノキシジル外用薬で満足な効果が得られない場合は

ミノキシジル外用薬は高い有効性のあるAGA治療薬ですが、症状の進行状況によっては満足な改善効果を得られない場合があります。

その場合は、プロペシアやザガーロと併用することで改善効果が期待できます。
というのも、プロペシアやザガーロはミノキシジルとは異なるアプローチでAGAを改善するからです。

  • ミノキシジル:毛母細胞を活性化させて発毛を促す
  • プロペシア・ザガーロ:AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制して脱毛を防ぐ

ミノキシジルは発毛を促す効果から"攻め"、プロペシアやザガーロは脱毛を防ぐことから"守り"と表現されることがあります。
このように異なるアプローチでAGAを改善することから、ミノキシジルとプロペシアやザガーロを併用することで効率のよいAGA治療に期待ができます。

ミノキシジルとプロペシアの併用を確認

国内で承認されているのは濃度5%まで

国内で承認されているミノキシジル外用薬の濃度は5%までです。
一方、海外では6%以上の高濃度のミノキシジル外用薬も販売されています。

なお、ミノキシジル濃度1%と5%を比較した国内試験があり、5%の方が効果は高いというデータがあります。
このことから「濃度が高い=効果も高い」とされていますが、メリットばかりではありません。
高濃度になるにつれて、副作用の発現率も上がるというデメリットがあるのです。
そのため、安易に高濃度のミノキシジル外用薬を使用することは推奨できません。

ただし、6%以上の高濃度のミノキシジル外用薬を取り扱うAGAクリニックもあります。
使用したいと思う場合は、安全性の観点から専門医の指導を受けることをオススメします。

内服薬はAGA治療薬として承認されていない

ミノキシジルを含む治療薬は外用薬だけではなく内服薬も存在します。

内服薬の方が外用薬に比べて成分の吸収率が高いとされているため、その分、高い効果が期待できます。
しかし、全身に作用することから副作用のリスクが高くなるため、現在AGA治療薬として承認されていないことを覚えておきましょう。

ただし、ミノキシジル内服薬は高い発毛効果が期待できる治療薬です。
そのため、ミノキシジル内服薬を処方するAGAクリニックは増えているため、使用する場合は事前に専門医へ相談をしましょう。

ミノキシジル内服薬の副作用を確認

ミノキシジル外用薬を使いはじめる時の注意点

ミノキシジルの注意点

ここでは、ミノキシジル外用薬を使用する際の注意点を紹介していきます。

  • 脱毛症の種類を確認しよう
  • 副作用に注意しよう
  • 初期脱毛は効果があらわれている証拠

それでは詳しく確認していきましょう。

脱毛症の種類を確認しよう

ミノキシジルは男女共に使用できる医薬品成分ですが、効果が認められている脱毛症は壮年性脱毛症のみです。
壮年性脱毛症とは、男性でいえばAGA(男性型脱毛症)、女性はびまん性脱毛症(FAGA・休止期脱毛症)のことを指します。

つまり、それ以外の脱毛症には効果は期待できないことを理解しなくてはいけません。

脱毛症には様々な種類があるため、まずは薄毛の原因となっている脱毛症を特定するためにも医師の適切な診察を受けるようにしましょう。

副作用に注意しよう

ミノキシジル外用薬の副作用として起こりやすいのが、塗布した箇所の皮膚症状です。

  • 発疹や赤み
  • かゆみ
  • かぶれ
  • フケ

など

軽度から中等度の副作用がほとんどですが、副作用が起きている場合の使用はできません。
というのも、使用を続けることで症状が悪化する可能性も考えられるからです。

気になる症状が出た際には、使用を中止してすぐに医師に相談するようにしましょう。

初期脱毛は効果があらわれている証拠

ミノキシジル外用薬を使用していると、「初期脱毛」と呼ばれる現象が起こることがあります。

初期脱毛は休止期脱毛とも呼ばれ、休止期(抜ける時期)にある髪が新しい髪の成長によって押し出されることで起こります。
一時的に抜け毛が増えるので不安から使用を中止してしまう方もいますが、初期脱毛は良い兆候です。

ミノキシジル外用薬の効き目を現すサインになっていることから、使用はそのまま続けるようにしてください。

初めてミノキシジル外用薬を使うなら専門医に相談しよう

ミノキシジルを使うなら専門医

ミノキシジル外用薬はここでも少し触れたリアップや、そのジェネリック医薬品など数多くの製品が薬局などでも購入できるAGA治療薬です。
安全性は高く優れたAGA改善効果が期待できます。

ただし、以下の点から初めて使用する際は専門医へ相談することをオススメします。

  • 脱毛症の原因の特定
  • 副作用のリスクの確認
  • 自分のAGAの進行状況に有効かどうかの確認

現在、無料カウンセリングを行っているAGAクリニックは多数あります。
そのため、まずはカウンセリングを受けてから使用することで満足な効果を得られることにつながるでしょう。