ミノキシジルの副作用である頭痛はいつまで続く?原因や対策

ミノキシジルで頭痛

ミノキシジルの副作用の中には「頭痛」の報告があり、使用中に頭の痛みに悩まされることがあります。
頭痛が気になると物事が手に付かなくなり、日常の支障になってしまう方もいることでしょう。

そこで、ここではミノキシジルで頭痛が起こる原因や、症状が出た際にどのくらい続くのかなどを解説していきます。
頭痛の対策法も併せて紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

目次

  1. 外用薬より内服薬で頭痛が起きやすい
  2. ミノキシジルで頭痛が起こる原因
  3. ミノキシジルを服用している間は頭痛が続く?
  4. ミノキシジル使用中に頭痛が起こった場合の対策
  5. 飲み合わせが悪いと頭痛を招きやすいこともある
  6. ミノキシジルの頭痛以外の副作用
  7. ミノキシジルで体に異変を感じたらすぐに医師に相談を

外用薬より内服薬で頭痛が起きやすい

ミノキシジル外用薬・内服薬共に副作用として「頭痛」が起こる可能性があります。

ただし、外用薬の場合は、かゆみなどの薬剤が触れた部分への皮膚症状が多く、頭痛が起こる確率は高くはありません。
対して、内服薬は全身に作用するため外用薬に比べて頭痛が起こりやすいと考えられています。

頭が痛いと日常生活にも影響がでる可能性があるため、できれば避けたいところです。
まずはなぜミノキシジルが頭痛を起こすのか、その原因や仕組みについて解説していきます。

ミノキシジルで頭痛が起こる原因

ミノキシジルには血管拡張作用がありますが、この作用が頭痛の原因と考えられています。

  • 脳の血管が拡張することで拍動性(ズキンズキンと脈打つような)の痛みのある頭痛が起こる
  • 血管が拡張し、血圧が下がることで低血圧の症状の1つとして起こる

外用薬・内服薬共に使用して頭痛を感じた場合は、副作用の可能性があるため医師に相談するようにしましょう。

ミノキシジルの副作用で頭痛が起こる確率

ミノキシジル外用薬を使用して頭痛が起こる確率をリアップX5の臨床データから確認してみましょう。
以下は厚生労働省が発表しているデータです。

  • 頭痛:0.33%(10例/3072例)

リアップX5はミノキシジルが5%配合された外用薬ですが、発現率は決して高くないことがわかります。

続いて、ミノキシジルの開発国であるアメリカのFDA(日本の厚労省のような機関)への副作用の報告件数を確認してみましょう。

報告された副作用の件数は、1997~2018年までで5,847件で、そのうち、頭痛の報告は319件です。
つまり、全副作用の中で5.46%が頭痛であることがわかります。

ただし、内服薬は薄毛(AGA・びまん性脱毛症)の治療薬としては未承認なためデータがありません。
局所的に作用する外用薬とは異なり、全身に作用することから頭痛が起こりやすいことが考えられます。

ミノキシジルを使用している間は頭痛が続く?

ミノキシジル使用期間は頭痛が続く

ミノキシジルの副作用である頭痛は使用開始後 1ヶ月以内に起こることが多いといわれています。

その後、頭痛がすぐに治まる方もいれば、しばらくの間、続くという方もいるため一概にいつまでとはいえません。
なお、使用を続けることで体が慣れてきて次第に軽快していくことが多いといわれています。
このように個人差があるため、頭痛を感じたら1度医師に相談することをオススメします。

ミノキシジル使用中に頭痛が起こった場合の対策

ミノキシジル使用中に頭痛対策

ミノキシジル使用中に頭痛が起こった場合、 1番の対策は医師に相談することです。
なぜなら、ミノキシジルが体質に合っていないことも考えられるため、使用を継続することで症状が悪化する可能性があるからです。

それ以外の対策として、ここでは以下を紹介していきます。

  • 頭痛薬を使用する
  • 用量を減らす(減薬)
  • ミノキシジル以外の治療薬を使用する

それでは詳しく確認していきましょう。

頭痛薬を使用する

外用薬を使用して頭痛が起きた場合の対処法の1つが頭痛薬の使用です。
市販で購入できる手軽さがあり、即効性も期待できます。

内服薬を使用している場合は、飲み合わせに注意が必要な薬があるため安易に頭痛薬を使用するのは避けましょう。
というのも、内服薬は血管に作用する薬との併用に注意が必要だからです。

例えば、鎮痛剤として知名度の高い「ロキソニン」や、風邪薬などにも含まれる「イブプロフェン」を配合している薬との併用はできません。

内服薬を使用している場合は事前に医師や薬剤師に相談してから頭痛薬を使用するようにしましょう。

ミノキシジルとロキソニンの併用を確認

用量減らす(減薬)

ミノキシジル内服薬を使用している場合は用量を減らすことで頭痛が軽くなる場合があります。

ミノキシジル内服薬には「2.5mg」「5mg」「10mg」の3つがあり、高用量になるに連れて副作用も起こりやすくなります
そのため、頭痛が続く場合は減薬を検討するのも1つの方法です。

もちろん、用量の調整は個人では難しいため、処方先の医師と相談した上で効果を維持できる範囲で行ってみてください。

ミノキシジル以外の治療薬を使用する

ミノキシジルを使用して頭痛が続く場合は、他のAGA治療薬に切り替えることで治まる可能性があります。

  • プロペシア:有効成分フィナステリド
  • ザガーロ:有効成分デュタステリド

これらはAGAの進行を予防して脱毛を防ぐ効果がある治療薬です。
プロペシアに関しては副作用に頭痛はなく、ザガーロも頭痛の報告があるものの発生頻度は1%未満となります。
AGAに対しての有効性も高いため、頭痛が続く場合は切り替えも視野に入れておくと良いでしょう。

飲み合わせが悪いと頭痛を招きやすいこともある

飲み合わせが悪いと頭痛を招く

ミノキシジル内服薬を使用している場合、飲み合わせに注意が必要です。

先ほど触れたロキソニンやイブプロフェンだけではなく、アルコールにも似たような作用があるため頭痛を招く原因になりかねません。
他にも偏頭痛薬や、降圧剤などいろいろあり、覚えるだけでも大変と思う方も多いことでしょう。

その場合、「血圧に作用する薬」との併用は注意が必要と覚えておくといいかも知れません。

血圧に作用する薬はミノキシジルとの飲み合わせが悪く、併用することで血管への作用を強めてしまうため頭痛につながりやすくなります。
頭痛や他の副作用を起こしやすくしないためにも、併用するのは控えるようにしましょう。

ミノキシジルの飲み合わせを確認

ミノキシジルの頭痛以外の副作用

ミノキシジルは頭痛以外にも副作用が起こる可能性があります。
以下はミノキシジル外用薬と内服薬の主な副作用です。

外用薬
  • 頭皮の発疹や赤み
  • かゆみ
  • かぶれ
  • フケ

など

内服薬
  • 動悸や息切れ
  • 胸の痛み
  • むくみ
  • 目の腫れ
  • 多毛症

など

外用薬は、主に薬剤を塗布した箇所の皮膚症状が起こりやすくなります。
内服薬は、全身に作用することから心臓や血管、肺といった循環器への症状が起こりやすいのが特徴です。

ミノキシジルの副作用を詳しく確認

ミノキシジルで体に異変を感じたらすぐに医師に相談を

ミノキシジルで異変を感じたら医師に相談

ミノキシジルを使用して体に異変を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。
なぜなら、軽度と感じる副作用でも重篤な症状につながる可能性があるからです。

ここでは頭痛を詳しく紹介してきましたが、ミノキシジルに体が慣れることで頭痛が起こらなくなる場合もあります。
しかし、頭痛が治まらない可能性もあります。

稀ではありますが重い副作用の前兆ということもあるので、症状を放置するのは決して良いことではありません。
そのため、頭痛に限らず、いつもと違う症状を感じた時点で医師に相談するようにしましょう。