ミノキシジルを使用したら頭皮がかゆい!原因と対処法を紹介

ミノキシジルを使用したら頭皮がかゆい

リアップで知られるミノキシジル外用薬を使用して頭皮にかゆみを感じたことはありませんか?

実は、この頭皮のかゆみは、ミノキシジル外用薬の副作用で最も多くあらわれる症状です。

ここでは、副作用の1つである頭皮のかゆみの原因や対処法を紹介していきます。

目次

  1. ミノキシジル外用薬でかゆみが生じる?
  2. かゆみが出た際の対処法
  3. パッチテストでかゆみが出ないか確認できる?
  4. どうしてもミノキシジル外用薬でかゆみが出る場合は?
  5. ミノキシジル外用薬でかゆみを感じたら早めに医師に相談を

ミノキシジル外用薬でかゆみが生じる?

ミノキシジル外用薬でかゆみが生じる?

ミノキシジル外用薬を使用すると、副作用で頭皮にかゆみが生じる場合があります。
まずは、ミノキシジル外用薬の主な副作用を確認してみましょう。

  • 皮膚:頭皮の発疹や発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感など
  • 精神神経系:頭痛、気が遠くなる、めまい
  • 循環器:胸の痛み、心拍が速くなる
  • 代謝系:原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ

これらの副作用の中で、最も多くあらわれるのが頭皮のかゆみです。
実際にどれくらいの割合で、かゆみが生じるのか次項で確認してみましょう。

どれ位の人がかゆみを感じるの?

ここでは、ミノキシジル外用薬の代表ともいえるリアップX5の臨床試験データをもとに解説していきます。
副作用の起こる割合は以下の通りです。

  • 副作用が起こる割合:約9%(271/3072例)
  • かゆみが起こる割合:約4%(123例/3072例)

副作用が起こる決して高くはありませんが、かゆみは頭皮以外にも起こる可能性があることを理解してなくてはいけません。

全身がかゆくなる場合もある

ミノキシジル外用薬を使用した際に、非常に稀ですが、全身にかゆみが生じる可能性があります。
なお、かゆみ以外の副作用も全身に出る可能性があります。

ミノキシジル外用薬は安全性の高いAGA治療薬ですが、もしも、使用後に頭皮以外にかゆみが起こった場合や何か異変を感じた場合は、すぐに医師に相談しましょう。

かゆみの原因は?

ミノキシジル外用薬を使用してかゆみが起こる原因として以下が考えられます。

  • 血管拡張
  • 成分濃度が高い
  • 溶剤
  • ミノキシジル外用薬をつけすぎている
  • 頭皮にそもそも合っていない

それでは詳しく確認していきましょう。

血管拡張

ミノキシジル外用薬は塗布した箇所の血管を拡張し血流を改善する作用があります。
この作用が原因でかゆみが生じる可能性があります。

例えば、お風呂に入ったときに血流がよくなったさいにかゆみを感じる場合はありませんか?

それと同じで、頭皮の血流がよくなることで、自然とかゆみを感じる場合があります。

成分濃度が高い

かゆみの原因の1つにあげられるのがミノキシジルの成分濃度です。

市販のミノキシジル外用薬は1~5%までとなりますが、クリニックで処方してもらう場合、6%以上の高濃度の外用薬を処方される場合があります。
ミノキシジル濃度が高ければ、その分だけ高い発毛効果に期待することができますが、これがかゆみの原因となる可能性があります。

なぜなら、濃度が高い分、頭皮への刺激が強くなるため、副作用であるかゆみを引き起こしやすくなってしまうからです。

溶剤

溶剤とは、ミノキシジルを溶かすための液体のことです。
ミノキシジルを配合した薬液には溶剤として、エタノールプロピレングリコールといったアルコールが入っています。

これらの溶剤に対して、アレルギー反応を起こし、かゆみが生じる可能性があります。

ミノキシジル外用薬をつけすぎている

ミノキシジル外用薬は、1日2回朝晩に1mlを塗布するのが基本的な使用方法です。

効果を早く実感したいからといって塗布する回数や1回の塗布量を増やすことで、頭皮への刺激を強め、かゆみを起こしてしまう可能性があります。

頭皮にそもそも合っていない

そもそも、ミノキシジルが頭皮にあっていない可能性があります。

ミノキシジルそのものには、かゆみやアレルギーを誘発する成分はないとされています。
しかし、人によっては肌に合わずにかゆみが生じてしまうこともあるようです。

かゆみが出ても掻いてはダメ

ミノキシジル外用薬を塗布後にかゆみを感じても掻いてはいけません。
なぜなら、頭皮を掻いてしまうと、フケの原因頭皮に傷がついてしまう可能性があるからです。

頭皮環境が悪化すれば、AGAの治療効果も満足に得られなくなる可能性があるため注意しましょう。

かゆみ止めの塗り薬も使用してはダメ

ミノキシジル外用薬使用後にかゆみが生じても、直接かゆみ箇所に塗布するタイプのかゆみ止めを使用することは禁止されています。
なぜなら、他の薬液を使用することで、ミノキシジルの吸収に影響を及ぼす可能性があるからです。

なお、かゆみ止め以外にも、育毛剤や外用剤の頭皮への使用はできません。

もしも、使用する場合は、ミノキシジル外用薬の使用を中止してからにしましょう。

かゆみが出た際の対処法

かゆみが出た際の対処法

頭皮にかゆみが生じた際の対処法は以下の通りです。

  • 使用方法の確認
  • 頭皮を清潔に保つ
  • 成分濃度の低いミノキシジル外用薬に切り替える
  • 溶剤の配合量が少ないものに切り替える
  • 医師に相談する

それでは詳しく確認していきましょう。

使用方法の確認をする

ミノキシジル外用薬使用後にかゆみが生じた場合、
使用方法を間違えていないか確認しましょう。

基本的な使用方法

  • 1日2回朝・晩に1mlを脱毛している頭皮に塗布

使用するミノキシジル外用薬によって、用法・用量は異なる場合があるため、詳しくは各治療薬の使用方法を確認してください。

塗布量を増やす、回数を増やすという行為は、副作用リスクを高めてしまうため控えましょう。

頭皮を清潔に保つ

頭皮の毛穴汚れをしっかりと洗い流してから、ミノキシジル外用薬を塗布することでかゆみを抑えられる可能性があります。
なぜなら、頭皮の毛穴に皮脂汚れなどが詰まった状態で塗布した場合、頭皮トラブルを起こし、かゆみの原因となる可能性があるからです。

なお、塗布するたびにシャンプーをする必要はありませんが、育毛の観点から見ると夜シャンプーをすることが好ましいとされています。

ただし、洗いすぎは、頭皮を守るために必要な皮脂まで取り除き、頭皮環境を悪化させてしまう可能性があるため注意しましょう。

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成分濃度の低いミノキシジル外用薬に切り替える

成分濃度が低いミノキシジル外用薬に切り替えるのも、かゆみを抑える1つの方法です。
というのも、成分濃度が低くなることで頭皮への刺激が弱まるからです。

ただし、AGAの改善効果が落ちてしまう可能性もあるため、切り替える場合は、まずは医師に相談しましょう。

溶剤の配合量が少ないものに切り替える

溶剤の配合量が少ないものに切り替えることで、かゆみを抑えられる可能性があります。
ただし、全てのミノキシジル外用薬でエタノールは使用されています。

そこで注目したいのが、プロピレングリコールです。

国産のミノキシジル外用薬には含有されていませんが、海外製の外用薬には含有されているケースがあります。
そのため、海外製でかゆみを感じる場合は、国産の外用薬に切り替えるのも1つの方法といえるでしょう。

医師に相談する

ミノキシジル外用薬使用後に、かゆみが気になる場合の1番の対処法が医師への相談です。
なぜなら、頭皮環境などの状態を正しく診断してもらえるほか、かゆみの原因を特定できる可能性があるからです。

万が一、ミノキシジル外用薬が肌に合っていない場合は、別の治療法も提案してもらえます。

かゆみに限らず、何か異変を感じたら、すぐに医師に相談することを心掛けましょう。

パッチテストでかゆみが出ないか確認できる?

パッチテスト

事前にミノキシジル外用薬を使って問題がないかをパッチテストで確認できます。

パッチテストの方法

  1. ミノキシジル外用薬を綿棒で取り、腕の内側に薄く塗って乾燥させる
  2. そのまま触れずに30分後の状態を確認する
  3. さらに、そのまま触れずに48時間放置し、状態を確認する

塗布後にかゆみや発疹、発赤などの皮膚の異常を感じなければ問題はありません
ただし、簡易的なテストであるため、テストで問題が無いからといって絶対に副作用が出ないというわけではないことは理解しておく必要があります。

なお、皮膚に異常を感じた場合は、48時間以内であっても、すぐに洗い落とし、テストしたミノキシジル外用薬の使用は控えましょう。

どうしてもミノキシジル外用薬でかゆみが出る場合は?

ミノキシジル外用薬で、どうしてもかゆみが起こる場合は、内服タイプのミノキシジルタブレットに切り替えるのも1つの方法です。

発毛のメカニズムはどちらも変りませんが、ミノキシジルタブレットは体内から成分が浸透することからより高い効果が得られます。
ただし、その分、かゆみ以外の副作用リスクが高まることを理解しておきましょう。

ミノキシジルタブレットの副作用は?

ミノキシジルタブレットの副作用は外用薬に比べて比較的重い症状が出る可能性があります。
主な副作用は以下の通りです。

  • 頭痛
  • めまい、ふらつき
  • 血圧低下、心不全
  • 赤ら顔、皮膚の潮紅
  • 動悸、息切れ、呼吸困難
  • 手足のむくみ、体重増加
  • 肝機能障害
  • 全身の多毛症(毛が濃くなる)

など

血管拡張作用があるため、循環器系(心臓・血管・肺など)の副作用が多いのが特徴です。
循環器系に何か異常がある場合はもちろんですが、副作用のリスクを抑えるためにも使用前に必ず医師に相談しましょう。

ミノキシジル外用薬でかゆみを感じたら早めに医師に相談を

早めに医師に相談を

ミノキシジル外用薬を使用して、かゆみが続くような場合は医師に相談しましょう。
早めに医師に相談をすることで、かゆみの原因を理解できるほか、自分に適した治療法を提案してもらえます。

AGAを改善するには長期間の治療が必要なため、安全性を確保しなくてはいけません。

そのためにも、何か不安がある場合や異変を感じたらすぐに医師に相談することが大切です。