ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とロキソニンの併用は危険?

ミノタブとロキソニンの併用

結論からいうと「ミノキシジルタブレット(通称:ミノタブ)」とロキソニンの併用は危険です。

ミノキシジルタブレットの副作用には頭痛があることから、ロキソニンで痛みを和らげたいと思う方は多いのではないでしょうか?
しかし、併用することで副作用が強く起こる危険性があります。

そこで、ここではミノキシジルタブレットとロキソニンを併用しない方がいい理由やミノキシジルタブレット服用中に頭痛が起きた場合の対処法などを紹介していきます。

目次

  1. ミノキシジルタブレットとロキソニンを併用しない方がいい理由
  2. ミノキシジルタブレットを服用したら頭痛が…対処法はある?
  3. ミノキシジルタブレットと他の薬を併用する前に必ず確認を

ミノキシジルタブレットとロキソニンを併用しない方がいい理由

併用しない方がいい理由

ミノキシジルタブレットとロキソニンを併用しない方がいい理由について順を追って解説していきます。

  1. ミノキシジルタブレットの併用禁忌薬を確認
  2. 併用禁忌のイブプロフェンに注目
  3. ロキソニンとイブプロフェンの共通点
  4. ミノキシジルは血圧に作用する薬との併用は危険
  5. 肝臓への負担
  6. ミノキシジルタブレットとロキソニンの共通の副作用
  7. ミノキシジルとロキソニンの併用はやはり危険

それでは詳しく確認していきましょう。

まずはミノキシジルタブレットの併用禁忌薬を確認

併用禁忌薬とは、飲み合わせの悪く併用を禁止されている治療薬です。 併用することで重篤な副作用を引き起こす可能性があるため注意しましょう。 ミノキシジルタブレットの併用禁忌薬は以下の通りです。

  • イミグラン(偏頭痛治療薬)
  • イブプロフェン(風邪薬)
  • ED治療薬

など

なお、薬ではありませんが、アルコールと同時に摂取することは禁止されています。
上記以外にもミノキシジルタブレットは血管に作用する治療薬との相性が悪いといわれています。

ミノキシジルの併用禁忌を確認

併用禁忌のイブプロフェンに注目

ミノキシジルタブレットの併用禁忌薬の中のイブプロフェンに注目してみましょう。

ミノキシジルタブレットとイブプロフェンを併用することでむくみやアレルギー、吐き気などの症状が出たという報告があります。
実は、イブプロフェンは血圧を上昇させる作用があるため、ミノキシジルタブレットとの相性は悪いと判断されています。

ロキソニンとイブプロフェンの共通点

ロキソニンの有効成分ロキソプロフェンなため、イブプロフェンとは異なる治療薬です。
ただし、同じ非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類されるため、同様の相互作用が起こる可能性があります。

ロキソニンも血圧を上昇させる作用があることもイブプロフェンとの共通点です。

そのため、ミノキシジルタブレットと併用することでむくみやアレルギー、吐き気などの症状が出る可能性があるのです。

ミノキシジルは血圧に作用する薬との併用は危険

血圧に作用する薬との併用は危険

ミノキシジルは元々、降圧剤の成分として開発された歴史をもちます。
臨床試験中に多毛症の副作用が起きたことにより、発毛剤の成分として開発されました。
そのため、ミノキシジルタブレットは、血管を拡張し血圧を下げる作用をもつため、降圧剤との併用で急激な血圧低下を招く恐れがあります。

さらに、ミノキシジルタブレットは血圧に作用するため、血圧を上昇させる治療薬との併用にも注意が必要です。
ロキソニンは、血圧を上昇させる作用があるため、この観点から見ても併用は好ましくありません。

肝臓への負担

ミノキシジルタブレットもロキソニンも肝臓で代謝され、腎臓から尿として排泄されます。

そのため、併用することで、肝臓への負担も大きくなることで、非常に稀ではありますが、最悪の場合、肝機能障害が起こる可能性を否定できません。
とくに、肝臓に持病がある方は注意しましょう。

ミノキシジルタブレットとロキソニンの共通の副作用

ミノキシジルタブレットとロキソニンには、むくみや胃腸障害といった共通の副作用があります。
そのため、併用していた場合、これらの共通する副作用が強くあらわれる可能性があるため注意しましょう。

ミノキシジルタブレットとイブプロフェン併用時にむくみや吐き気などの副作用の報告があるように、ロキソニンの場合でも同様の副作用が起こる可能性は否定できません。

ミノキシジルタブレットとロキソニンの併用はやはり危険

ミノキシジルタブレットの併用禁忌薬としてロキソニンは指定されていません。
ただし、以下の理由から併用は避けた方がいいでしょう。

  • ロキソニンがイブプロフェンと同じ非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類される
  • ロキソニンには血圧を上昇させる作用がある
  • ミノキシジルタブレットもロキソニンも肝臓で代謝される
  • ミノキシジルタブレットとロキソニンには共通の副作用がある

これらの情報を見る限り、ミノキシジルタブレットとロキソニンの併用は危険といえます。

ミノキシジルタブレットを服用したら頭痛が…対処法はある?

ミノキシジルタブレットを服用したら頭痛

ミノキシジルタブレットは血管拡張作用があるため服用後に頭痛が起こる可能性があります。
もしも、服用後に頭痛が続く場合の対処法は以下の通りです。

  • 服薬を中止する
  • 減薬する
  • 他のAGA治療薬に切り替える
  • 医師に相談をする

それでは、詳しく確認していきましょう。

服薬を中止する

ミノキシジルタブレットの服用を中止することで頭痛が起こらなくなります。

服用を中止するとAGAは進行してしまうため、あまり現実的な対処法とはいえないかもしれません。
しかし、頭痛が続くような場合はミノキシジルタブレットが体に合っていない可能性も考えられます。
そのため、医師と相談の上、服薬を中止するのも1つの方法といえるでしょう。

減薬する

ミノキシジルタブレットの服用量を減らすことで頭痛が軽くなる場合があります。

ミノキシジルタブレットの一般的な服用方法

  • 1日1回5mgを決まった時間に服用

服用量に関しては、1.25mgでも効果が実感できるという医師もいるため減薬することで副作用のリスクを抑えることが可能です。 ただし、いきなり減薬をすると満足な効果が得られなくなる可能性があります。 そのため、減薬する場合は、事前に医師に相談することが大切です。

他のAGA治療薬に切り替える

ミノキシジルタブレットを使用して頭痛がひどい場合は、他のAGA治療薬に切り替えるのも1つの方法です。

  • ミノキシジル外用薬
  • プロペシア(フィナステリド)
  • ザガーロ(デュタステリド)

これらのAGA治療薬の特徴を確認していきましょう。

ミノキシジル外用薬

ミノキシジル外用薬は、頭皮に直接塗布するタイプのAGA治療薬です。
外用薬の場合、塗布した箇所にのみ血管拡張作用が働くことから、ミノキシジルタブレットに比べて頭痛は起こりにくくなります。

ただし、効果もマイルドになることを理解しておきましょう。

プロペシア(フィナステリド)

ミノキシジルの発毛効果に対し、プロペシアは脱毛抑止効果でAGAを改善する治療薬です。

そもそも、AGAの原因は男性の体内に必ず存在する男性ホルモンと5αリダクターゼが結合して生成されるDHT(ジヒドロテストステロン)という物質です。
プロペシアは、5αリダクターゼの働きを阻害することでDHTの生成を抑制し、脱毛を防ぐことでAGAを改善へと導きます。

プロペシアを詳しく確認する

ザガーロ(デュタステリド)

ザガーロは、プロペシアと同様に5αリダクターゼの働きを阻害してDHTの生成を抑制するAGA治療薬です。

5αリダクターゼは、1型と2型があり、プロペシアが2型のみを阻害するのに対し、ザガーロは1型2型の両方を阻害します。
さらに、プロペシアに比べ、効果の持続力が長いため、AGAの治療効果も高くなりますが、その分、副作用の発現率も高くなります。

ザガーロを詳しく確認する

医師に相談をする

ミノキシジルタブレットを使用して頭痛が気になる場合の1番の対処法は医師への相談です。

というのも、ロキソニン以外のミノキシジルタブレットと併用ができる頭痛薬を処方してもらえる可能性があるからです。
万が一、ミノキシジルタブレットが体質に合っていない場合は、症状に適した他の治療法を提案してもらえます。

頭痛に限らず、服用中に何か異変を感じたらすぐに医師に相談するようにしましょう。

ミノキシジルタブレットと他の薬を併用する前に必ず確認を

ミノキシジルタブレットと他の薬を併用する前に

ミノキシジルタブレットを服用中にロキソニンに限らず、何か薬を併用する場合は事前に医師に確認をしましょう。
なぜなら、併用により、思わぬ副作用が起こる可能性があるからです。

AGAを改善するには時間が必要なため、安全性を第一に考えなくてはいけません。

ミノキシジルタブレットはAGA治療薬の中で最も発毛効果のある治療薬ですが、その分、副作用のリスクも高くなります。
服用量などにも注意が必要なため、医師と相談をしながら治療を進めていきましょう。