ミノキシジルと花粉症の薬は併用できる?服用の注意点

ミノキシジルと花粉症の薬の併用

壮年性脱毛症(AGA・びまん性脱毛症)治療中の方で花粉症に悩まれる方は少なくありません。

そこで、気になるのがミノキシジルと花粉症の薬は併用可能かどうか・・・

結論からいうと、ミノキシジルと花粉症の薬は併用可能です。
ただし、薬の種類が増えることが負担になり副作用のリスクが高まることがあります。

このページでは併用する際に考えられるリスクや服用方法、他にも注意点について詳しく解説していきます。

ミノキシジルと花粉症の薬を併用する場合の注意点

ミノキシジルと花粉症薬の併用の注意点

ミノキシジルは内服薬と外用薬の2種類に分類されますが、併用する場合の注意点はそれぞれ異なります。
というのも作用する範囲が異なるからです。

  • ミノキシジル内服薬:全身作用
  • ミノキシジル外用薬: 局所的(塗布した箇所のみ)に作用

このように外用薬は、薬剤を塗布した頭皮のみに作用するため、全身への影響はほぼありません。
一方、内服薬は全身に作用することから副作用のリスクは上がるため、花粉症の薬との併用には注意が必要です。

まずは内服薬から確認していきましょう。

内服薬(ミノキシジルタブレット)の場合

内服薬(ミノキシジルタブレット)と花粉症の薬を併用することは可能です。

薬には併用禁忌薬(併用してはいけない薬)と併用注意薬(飲み合わせに注意が必要な薬)があります。
ミノキシジル内服薬の併用禁忌薬・注意薬に花粉症の薬は指定されていません。
また、花粉症の薬も同様にミノキシジル内服薬は併用禁忌薬・注意薬に指定されていないことから基本的に併用は可能といえます。

ただし、以下の点には注意をしましょう。

  • 副作用
  • 腎臓や肝臓への負担

ミノキシジル内服薬は、外用薬に比べて比較的副作用のリスクが高い治療薬です。
さらに、花粉症の薬も医薬品である以上、副作用のリスクがあるため、それぞれの薬の副作用に注意が必要です。

なお、一般的に薬の成分は肝臓で代謝され、腎臓から排泄されます。
そのため、複数の薬を服用することで肝臓や腎臓に負担がかかる可能性があります。
肝機能や腎機能に不安がある場合は、注意が必要といえるでしょう。

ミノキシジル内服薬の副作用を確認

事前に医師に確認すると安心

ミノキシジル内服薬を服用している方は、念のため花粉症の薬を使用する前に医師に相談しましょう。
というのも、併用する場合の服用方法や健康状態に問題がないかの確認ができるからです。
事前に医師に相談することで、副作用のリスクを抑えることに期待ができます。

花粉症の薬といっても種類があるため、医師に相談する場合は「製品名」を伝えられるようにするといいでしょう。

なお、ミノキシジル内服薬は副作用が比較的起こりやすい治療薬であることを忘れてはいけません。
そのため、花粉症の薬に限らず、何か薬を併用する場合は事前に医師に確認するようにしましょう。

ミノキシジルの併用注意を確認

ミノキシジル服用中の飲み合わせについて

補足になりますが、ミノキシジル内服薬に限っては飲み合わせの悪い薬がいくつか存在します。
併用すれば急激な血圧低下を起こすなど危険な症状が起きることもあるため注意しましょう。
以下は主な併用禁忌薬(併用してはいけない薬)です。

  • ED治療薬
  • 降圧剤
  • イブプロフェン(市販の風邪薬にも含まれる成分)
  • イミグラン(偏頭痛薬)

など

ミノキシジル内服薬は発毛効果が高いゆえに副作用のリスクも高まるため、医師の指導の下、服用することが大切です。

なお、ミノキシジル内服薬と花粉症の薬の併用が不安と感じる場合は、以下の方法を検討してみるのも良いでしょう。

  • 花粉症シーズンの間だけ一時的に外用薬に切り替える

内服薬と外用薬は切り替えが可能です。
ただし、症状に応じた判断が必要となるため、医師に相談の上、うまく使い分けてみてください。

ミノキシジル内服薬の飲み合わせを確認

リアップなどの外用薬の場合

リアップなどのミノキシジル外用薬と花粉症の薬も併用可能です。

外用薬は効き目こそゆるやかにはなりますが、頭皮以外にはほとんど作用しません。
そのため、ミノキシジル内服薬と比べて安全性は高くなります。
ただし、外用薬も花粉症の薬もそれぞれ副作用はあるため、その点には注意しましょう。

ミノキシジルの効果を確認

花粉症は薄毛に悪影響を与えることがある

花粉症は薄毛に悪影響

花粉症と薄毛、まったく関係ないようにも感じますが、実は髪の発育に悪影響を及ぼしている可能性があります。
その理由を確認してみましょう。

  • 寝苦しさ
    ⇨ 鼻詰まりにより睡眠の質を低下させ、髪の成長の妨げになる
  • 頭皮のかゆみ
    ⇨ 無意識にかいてしまい頭皮環境を悪化させる

花粉症の症状として、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどに注目が集まります。
しかし、アレルギー反応によって間接的に頭皮環境を悪化させてしまう可能性があることを覚えておきましょう。

さらに、もう1つ薄毛に悪影響を与える可能性がある症状が「むくみ」です。
次項で詳しく確認してみましょう。

むくみが頭皮環境を悪化させる

花粉症の症状の1つであるむくみにより頭皮環境が悪化する可能性があります。

むくみとは、余計な水分がたまっている状態です。
頭皮にむくみが生じると血液の循環が悪くなります。
この状態が続くと、髪が成長するために必要な栄養や酸素を十分に運ぶことが出来なくなってしまいます。
すると、発育不十分な髪が増え、抜け毛の原因となってしまう可能性があるのです。

花粉症そのものが薄毛の原因になることはありません。
ただし、花粉症が頭皮環境を悪化させる原因となる可能性があることを覚えておきましょう。

花粉症対策もしっかり行おう!

繰り返しとなりますが、花粉症は頭皮環境を悪化させることもあります。
そのため、シーズンが到来する少し前から花粉症治療薬を用いるといった対策を取ることが良いでしょう。
それに加え、シーズン中は以下の対策を取ることをオススメします。

  • マスクをする
  • 家に花粉を持ち込まない
  • バランスの取れた食生活を心掛ける
  • むくみ取り

など

なお、過度の飲酒や喫煙をしている方は、免疫機能を弱らせてしまう可能性があります。
免疫機能を守るためにも、飲酒の量・頻度、1日の喫煙本数を減らすなど工夫するようにしましょう。

ミノキシジルを使用する上で重要なのは?

リスクを抑えるために医師の相談

ここまで、ミノキシジルと花粉症の薬の併用や花粉症と薄毛の関係について説明をしてきました。

基本的にミノキシジルと花粉症の薬の併用は問題ありません。

ただし、ミノキシジルは使用にあたっての注意点があることを忘れてはいけません。
正しく使用しなければ、思い描くような効果を得られないばかりか、思わぬ副作用が生じる可能性もあります。
そのため医師の指導の下、治療を行うことが重要です。
そうすることで、安全かつ満足な治療効果が期待ができるでしょう。