プロペシア(フィナステリド)の副作用が起こる確率は?

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プロペシアは、有効成分「フィナステリド」を含有するAGA治療薬です。

AGAへの有効性や安全性の高い治療薬ですが、体質や体調によっては副作用が起こる可能性があります。

このページでは、プロペシアを服用した場合、どのくらいの確率で副作用が起こるのかを詳しく紹介していきます。

目次

  1. プロペシア(フィナステリド)の副作用が起こる確率
  2. プロペシア(フィナステリド)を服用後に副作用を感じたら
  3. プロペシア(フィナステリド)の副作用が起こる確率を抑えるには?
  4. プロペシア(フィナステリド)の効果は高めで副作用リスクは低い

プロペシア(フィナステリド)の副作用が起こる確率

薬で書いたハテナ画像

プロペシア(フィナステリド)の主な副作用は以下の通りです。

これらの副作用の起こる確率や症状を詳しく確認していきましょう。

男性機能障害

プロペシアの副作用で「男性機能障害」が起こる可能性があることは広く知られています。
ただし、以下はプロペシアの臨床試験データの数値ですが、決して頻度が高いわけではないことを理解しておきましょう。

  • 性欲減退:1.1%(3例/276例)
  • ED(勃起機能不全):0.7%(2例/276例)
  • 射精障害:0.4%(1例/276例)
  • 精液量減少:0.4%(1例/276例)

このようにプロペシアを服用したからといって、性機能障害が起こる確率は決して高くはありません。
EDは精神的な不安やストレスから発症する可能性もあるため、気にしすぎないようにするのも大切です。

ただし、プロペシアを服用中に異変を感じたらすぐに医師に相談しましょう。

プロペシアと性欲減退やEDの関係を詳しく確認する

肝機能障害

プロペシア(フィナステリド)の重大な副作用として「肝機能障害」が起こる可能性があることが報告されています。

国内の臨床試験データを見ると、943例中2例、確率にすると0.2%と極わずかな頻度ですが、注意しておくことに越したことはありません。
とくに以下に該当する方は注意が必要です。

  • 肝臓に持病がある
  • 習慣的に飲酒する
  • 肥満

プロペシアは肝臓で代謝されるため肝臓に負担がかかります。
とくに上記に該当する方は、プロペシア服用前に医師に相談しましょう。

なお、該当しない場合も、定期的な血液検査をすることをオススメします。

プロペシアの肝機能障害について詳しく確認する

その他(抑うつ症状など)

プロペシア(フィナステリド)の副作用には、以下のような症状もあります。

  • 過敏症(皮膚のかゆみ、じんましん、顔やのど、唇の腫れなど)
  • 抑うつ症状
  • 乳房の痛み、肥大化

    など

  • これらの症状が出るケースは非常に稀ですが、服用して何か異変を感じた際にはすぐに医師に相談しましょう。

    なお、フィナステリドに対して過敏症の既往歴がある方の服用は禁止されています。

    プロペシアと抑うつ症状の関係を詳しく確認する

    プロペシア(フィナステリド)を服用後に副作用を感じたら

    注意画像

    プロペシア(フィナステリド)の副作用が起こる確率は決して高くはありません。
    しかし、万が一服用後に異変を感じた時は、以下の対処法を試してみてください。

    それでは詳しく確認していきましょう。

    減薬

    プロペシア(フィナステリド)は、1日1回0.2mg~1mgを服用するのが正しい服用方法です。
    副作用などの違和感がある場合は、1日の服用量を減らすことで副作用がおさまる可能性があります。

    ただし、効果が薄れてしまう可能性もあるため、減薬する場合は医師に相談してからにしましょう。

    治療法の変更

    人によっては、プロペシア(フィナステリド)が体質に合わないという可能性もあります。
    そのような場合は、無理して続けるのではなく治療法を変更してみるのも選択肢の1つです。

    AGA治療薬には、プロペシア以外にも「ミノキシジル」や「ザガーロ」があります。
    ミノキシジルは、発毛効果のある治療薬で「リアップ」などの外用薬と「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)」と呼ばれる内服薬の2種類あります。
    とくに外用薬は内服薬に比べ効果はマイルドですが、副作用も比較的軽いのが特徴です。

    ザガーロは、「デュタステリド」という有効成分を含有するプロペシアと同じく脱毛抑止効果のあるAGA治療薬です。
    ただし、ザガーロはプロペシアよりも改善効果が高いとされている分、副作用のリスクも高まることを理解しておきましょう。

    専門医へ相談する

    副作用を感じた際に1番大切なのは専門医へ相談することです。
    なぜなら、症状に合わせた対処法や、プロペシアが体質に合っていない場合は代わりとなる治療法を提案してくれるからです。

    副作用を感じた際に自己判断で対処すると思わぬ副作用が起こる危険性やAGAが悪化してしまう可能性もあります。
    そのため、何か異変を感じた場合はすぐに専門医へ相談しましょう。

    プロペシア(フィナステリド)の副作用が起こる確率を抑えるには?

    電球の画像

    副作用について解説してきましたが、できることなら安全にプロペシア(フィナステリド)を使用したいと思うことでしょう。
    そこで、ここでは「副作用のリスクを抑える方法」を紹介します。

    すでに服用している方も、服用しようか迷っている方も、以下の項目を参考にしてみてください。

    それでは、確認していきましょう。

    用法用量を守る

    当然ですが、プロペシアを服用する際に用法用量を守ることは非常に大切です。

    プロペシア(フィナステリド)は、1日の摂取限度が1mgまでと決められています。
    より強い効果を望むからといって過剰に服用しても、効果が上がるわけではありませんし、逆に副作用のリスクを高めてしまいます。

    決められた用量を守り、毎日継続して服用するようにしましょう。

    服用量によるプロペシアの効果を詳しく確認する

    アルコールやグレープフルーツジュースで服用しない

    プロペシアは、アルコールやグレープフルーツジュースで服用することで副作用のリスクが高まるため注意しましょう。
    というのも、アルコールは、プロペシアと同様に肝臓で分解されるため、肝臓に負担をかけてしまう可能性があります。
    また、グレープフルーツジュースに含まれる成分フラノクマリンによって、体の中で薬の濃度が上がってしまい、副作用が強く出てしまうため控えましょう

    安全に服用するためにも、プロペシア(フィナステリド)は、基本的に水やぬるま湯で服用することを心掛けましょう。

    プロペシアの飲み合わせについて詳しく確認する

    個人輸入では購入しない

    個人輸入とは、プロペシアを海外から取り寄せる方法を指します。
    現在、個人輸入の手続きを全て代行する個人輸入代行サイトがあるため、手軽にプロペシアの個人輸入が可能です。

    しかし、個人輸入には、以下のようなデメリットがあります。

    • 不衛生な場所で製造されている可能性
    • 偽物の可能性がある
    • 副作用が出ても自己責任

    場合によっては、偽物により、重篤な副作用が生じるといった健康被害が起こる可能性もあります。

    個人輸入での購入はリスクが高いため、プロペシアは病院またはクリニックで処方してもらいましょう。

    プロペシアの個人輸入の危険性について詳しく確認する

    医師の指導を受ける

    プロペシア(フィナステリド)は安全性の高い治療薬ですが、医師の指導の下、服用することが非常に大切です。

    とくに他の薬を服用している場合や持病がある場合などは、「自分が安全に服用できるのか」を確認してから服用することで副作用のリスクを抑えることができます。
    また、医師の下、定期的な検査をすることも副作用のリスクを抑えるための重要な要素の1つです。

    プロペシア(フィナステリド)の効果は高めで副作用リスクは低い

    プロペシア(フィナステリド)は、高い有効性と安全性を兼ね備えたAGA治療薬です。
    ただし、副作用のリスクがゼロではないことは理解しておく必要があります。

    安全にAGA治療に専念するためにも医師の指導の下、プロペシアを服用するようにしましょう。
    そうすることで副作用のリスクを抑えることができる他、効率よくAGAを改善することができるでしょう。