プロペシアは使い続けると効果がなくなる?耐性がつくって本当?

頭を抱える人

プロペシアを継続して服用すると耐性がつく・・・
満足な効果が得られないのは耐性がついてしまったから・・・
プロペシアを服用中に、このような不安を感じる場合もあることでしょう。

結論からお伝えすると、プロペシアの継続服用で耐性はつきません

ここでは、プロペシアの耐性や効果が薄れる理由、効果を高める方法などを紹介していきます。

プロペシアは10年で耐性がつくって本当?

手のひらにハテナ

プロペシアは10年で耐性がつく・・・このような噂を耳にしたことはありませんか?

しかし、これは事実ではなく、単なる噂話です!
根拠のない噂話に振り回され、効果を得る前に治療をやめてしまうことほど勿体ないことはありません。

AGAを改善するためにもプロペシアの正しい知識を確認しながら、治療に取り組みましょう。

プロペシアの効果を確認

プロペシアは、脱毛抑止効果が期待できるAGA治療薬です。

そもそもAGAの原因は、 DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの1種が、通常3~6年かけて成長する髪の毛のヘアサイクルを短縮させてしまうことにあります。
このDHTは、体内にある男性ホルモン(テストステロン)が、5αリダクターゼという酵素と結びつくことで生成されます。

しかし、プロペシアを服用することで、有効成分フィナステリドが、5αリダクターゼの働きを阻害し、 DHTの生成を抑制してくれるのです。
その結果、正常なヘアサイクルに戻ることでAGAが改善されます。

ただし、即効性はないため、最低でも半年の服用が推奨されています。

プロペシアの効果を詳しく確認する

そもそも耐性とは?

耐性とは、菌やウイルスが薬に対して抵抗力をもつことを指します。
抵抗力をもつと、薬が効かない、効きづらいと感じるようになります。

最初は効果を感じていても、使用を継続すると効果を感じにくくなることはありませんか?
その場合、耐性がついているのかもしれません。

しかし、全ての薬に耐性がつくわけではなく、耐性がつく薬もあれば、つかない薬もあります。

プロペシアは耐性ができない

繰り返しとなりますが、プロペシアの服用を継続しても耐性はつきません

実際に、プロペシアを製造販売するオルガノン社によると、薬剤耐性を示すデータはないと報告されています。
耐性がつくのではないか?と噂はつきませんが、今のところ根拠となるデータは何1つありません。
そのため、医学的根拠のない噂話が広がっているのが、現状といえるでしょう。

ただし、効果を感じにくくなったという人はいるのは事実です。
その理由を次項で確認してみましょう。

プロペシアの効果が薄くなる本当の理由

答えの標識

プロペシア服用中に効果が薄くなったと感じる理由は以下の通りです。

それでは詳しく確認していきましょう。

毛母細胞の減少

プロペシアの効果が薄くなったと感じる原因の1つが毛母細胞の減少です。

毛母細胞は髪の成長を促すための重要な役割をもち、毛母細胞が増えることで、太く元気な髪が生まれます。
しかし、毛母細胞にも寿命があり、個人差はありますが、加齢とともに劣化し減少していきます。

プロペシアは、毛母細胞に直接働きかけるわけではありません。
つまり、プロペシアを服用していたとしても加齢とともに毛母細胞が減少すれば自然と髪の毛は薄くなってしまいます。
そのため、プロペシアの効果が薄まったと感じる原因の1つと考えられています。

脱毛の原因がAGAではない

そもそも、脱毛の原因がAGAではないという場合も考えられます。

脱毛症はAGAだけに限らず、円形脱毛症脂漏性脱毛症の可能性もあります。
それぞれの特徴を確認してみましょう。

  • AGA:進行スピードはゆっくり。徐々に抜けていく
  • 円形脱毛症:突然、楕円状に抜けていく
  • 脂漏性脱毛症:かゆみ・フケ・赤みがみられる

これらの、円形脱毛症や脂漏性脱毛症はAGAと併発する可能性もあります。

プロペシアはAGAにのみ有効な治療薬なため、他の脱毛症の場合は抜け毛を止められません。
もしも、円形脱毛症や脂漏性脱毛症に該当するような症状が現れている場合は、医師に診断を受け、適切な治療を行いましょう。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れは、AGAの進行を早めてしまう原因です。
プロペシアの使用開始時と比べて、生活習慣は乱れていないかチェックしてみましょう。

  • 朝食を抜きがち
  • 通勤以外で体を動かさない
  • 夜遅くまで起きている
  • 食生活が乱れている(ファーストフード・コンビニ食が多い)
  • 飲酒量が増えた

など

自分にとっては、ちょっとしたことでもAGAの進行を早めてしまう原因になり得ます。
プロペシアのAGA改善速度よりもAGAの進行が早まれば、効果を薄く感じるため注意しましょう。

このようにプロペシアの効果が弱まるのは耐性以外の原因が関係してきます。
しかし、対策を立てることでプロペシアの効果を高めることが可能です。

プロペシアの効果を高める対策

オーケーの画像

プロペシアの効果が薄くなる原因を確認したら、続いては効果を高める対策を確認していきましょう。

それでは詳しく確認していきましょう。

ミノキシジルとの併用

ミノキシジルとは、ミノキシジルとは「リアップ」などの発毛剤に含まれる有効成分で服用薬と内服薬の2種類あります。
このミノキシジルとプロペシアは薄毛へ異なるアプロ―チをするため、併用することでより効果的にAGAを改善できます。

  • プロペシア:抜け毛を抑える"守り"の効果
  • ミノキシジル:発毛を促す"攻め"の効果

プロペシアはAGAによる薄毛や抜け毛の進行を抑える効果には優れていますが、発毛効果は期待できません。

しかし、ミノキシジルは毛母細胞に直接働きかけ、発毛を促す効果があります。
この2つの相乗効果により、効率的なAGA治療が可能になるのです。

プロペシアとミノキシジルの併用について詳しく確認する

規則正しい生活習慣を心がける

規則正しい生活習慣は、プロペシアの効果を高めるために重要です。

  • バランスの取れた食事
  • 十分な睡眠
  • 適度な運動
  • 禁酒や禁煙

など

しかし、生活のリズムを改善するのは困難で途中で挫折してしまう方も多いことでしょう。
そこで、無理はせず、徐々に改善することを目指しましょう。

  • いつもよりちょっと野菜を食べてみる
  • 30分だけ早く寝る
  • 階段を使うようにする
  • 少しだけお酒の量を減らす、喫煙本数を5本ガマンしてみる

など

上記は一例ですが、このようにちょっとした変化を重ねながら生活習慣を見直していくのも1つの方法です。

プロペシアの効果を実感できない場合は専門医へ相談を

プロペシアの満足な効果を感じられなくなった場合は、早めに専門医へ相談をしましょう。
なぜなら、自分に適したより効果の高い治療法を提示してもらえる可能性があるからです。

プロペシアの効果が薄まった原因を1人で見つけるのは困難といえます。
AGAは進行性のため、少しでも早く解決策を見つけることが大切です。